【感想】Lアルバム/KinKi Kids

やまないすのーすのーすのー♪

ということで

SHOCK!

RUSH!

SHAMA!

てなテンションの時に

Lアルバムの感想を書いてしまいますよ。

Lコンも参加したし、

RUSHも見たし

いろいろみたけど

LOVEで感想が終わっているのが許せないので

ここから書いていきますよ。



                                                                                                                          • -

01 むくのはね

[忘れないでいたいのは…]という第一声でこのアルバムに引き込まれた。

切なさ・憂いと評されるKinKi Kidsであるが、暖かさや、優しさがこの歌には

詰まっている。

玉置さんが現在出演されているドラマではないが、玉置さんも愛に詰まった人なんだろう。そんな彼がキンキに楽曲を提供するときには、「I LOVE YOU」とまっすぐ伝えるより「月明かり」のように優しい愛を二人に託したように思う。

02 勇敢な君に

一言で言うと

「まっすぐ」

な歌。矢野顕子さんはこういう歌を作られるんだなあと正直驚いた。

サビへつながるメロディ・サビ共に

芯を持ったまっすぐさを強く感じる歌。

でも「凛とした」という表現ではないかなあ。

どちらかと言うと「鉛筆の芯」くらいの硬さ、まっすぐさ。

ポキっと折れてしまうような軟らかさもある。

これはキンキの声質が大きく影響してるのだろうけど。

03 まだ涙にならない悲しみが

イントロからキャッチーで、3曲目にしてなんとなくホッとする。

前2曲がどことなく異空間なので、この曲で現実に戻ってくるような感覚。

「90年代のストレートな楽曲」というのがLアルバムでは結構みられるのだけれど、

この楽曲を発売したあたりからはじまっていたのかもしれない。

「幸せはね、脆いものさ、守ろうとしてそのせいで壊す」

という1文はこのアルバムの楽曲たちの根本にあると思っている。

04 この月は沈まない

イントロからアニメのエンディングのようなドラマティックなメロディ。

これぞKinKi Kidsの歌う「LOVE」

それにしてもなぜキンキが歌うときちんと

「男女」

が見えてくるのだろう。

「あなた」「わたし」という呼び方がそうさせているのだろうか。

アイドルというのは中性的・非現実的ではあるけれど、

彼らは性別を感じさせないなあ、ホントに。

KinKi Kidsという存在が物語の語り手として歌う、

彼らの強さはここなのかもしれない。

05 COOL BEAUTY

イントロは完全に90年代SMAP

というのも青いイナズマを手がけた林田健司とCHOKKAKUが携わっているからだ。

SMAPのファンとして見るとかなり羨ましい。

というのも新しさを常にSMAPは見せてくれるのだけれど、

90年代のあの楽曲たちの刺々しさを時折聞きたくなるのである。

でもSMAPは常に新しさがつきもので、ニューフェイスとタッグを組むことが増えたのでなかなかこの状況では難しいと思う。

90年代の曲調はとても懐かしいのだけれど、今聞くと新鮮だなあ。

林田健司CHOKKAKU(90年代らしさ)×Satomi(キンキらしさ)

が上手く噛み合った楽曲。

06 3-2-1

少年倶楽部ですぐにでも歌われそうな楽曲。

30代のキンキが歌うのが面白いなあと思う。

そういえば彼らは10代の頃

こういう歌をそんなに歌わなかったからなおさら新鮮なんだろうなあ。

バンドを引き連れて構成される彼らのコンサートに

THE少年倶楽部なこの楽曲がどのように演出されるのかとても楽しみ。

07 Stand By Me

Jアルバムのi will やmissingを思い出すような暖かさに溢れた楽曲。

かるーいタッチの掛け合いが彼らはとても上手だなあと思う。

こういう楽曲って実はとても難しいと思う。

声がしっかりしすぎても、濃いだけだから

軟らかさを兼ね揃えた二人の声だからこそ合っているのだろう。

いい意味で歌詞や音楽をしっかり考えなくても、

気軽に聞ける音楽。

こういう楽曲を二人組のグループが二人で歌えるのは強い。

08 i love you

建さんは本当にロマンチックだなあと思う(笑)

実はこうしたストレートに

「I LOVE YOU」や「あなたがほしい」と

歌うのは珍しい。

ありふれた歌詞をキンキの表現力で作品に仕上げたという感じ。

恋は匂えと散りぬるをでもそうだったけど、

キンキのもつ世界観や声質を建さんは上手く活かしてくださってくれているなあ。

08 恋は匂えと散りぬるを

映像込みの作品と化した楽曲。女性詞といいますか、女性言葉が

違和感なく歌えるのがすごいなあと思う。

「〜の。」「〜わ」

という語尾を歌える人ってなかなかいないんじゃないか。

09 Candle Night

最後の二人のフェイクで勝ったな!と思うよね(笑)

Jフレの歌を思い出すんだよなーあのフェイク。

ミュージカルや舞台を一本見たような満足感はなんだろう。

この壮大感は好きだなあ。

これを本編最後かに聞けるとすると私は涙するに違いない。
(ここまでを12月に書きました 笑)
(ここからを先日書きました)


[001]スピード

奥田民生さんが硝子のおっさんを作ろうとしたという逸話でもちきりな

スピード(笑)

キンキ版SMACというところでしょうか。

KinKi Kidsの初期のシングルのタイトルが散りばめられたたみおさんなりのゆるふわな愛が詰まった曲です。

一瞬で過ぎていくから気をつけて見逃さないで

というところはまさしくキンキコンあるあるでは。

全部だきしめてもそうなんですが、二人がギターで歌うの好きなんですよねー。

あと、キンキがしゃらららって歌うのも新鮮で好きでした。

なんというか、しゃらららが上手いなあって(笑)

こういう皆でふわっと歌う歌が増えるといいですよね。

[002]命のキセキ

THEタカミーな一曲。一発目で好きになりました。

つよしさんもよくいってましたが、

まっすぐつよい歌

ですよね。

キンキのひとつになる歌声もふたつに重なる歌声も楽しめる一曲です。

生きることを諦めない

こんなにメッセージが伝わるアイドルはいるのでしょうかね。

こういちさんのつよさ、つよしさんの繊細さが伝える

[生きることを諦めない]

高見沢さんの世界観とキンキの世界観がマッチングした

キセキの楽曲です。

大サビのこういちさんのまっすぐに懸命な(という表現があっているのかはさておき)歌声は特に聞き入ってしまいます。

[004]Tomorrow Again

このアルバムで一番好きな歌です。

30代でこのまっすぐさ、さわやかさはなんだろう。

「オトナ」でもなく「少年」でもない彼らの歌声は

どこか懐かしさを感じます。

皆が持つ「10代の硝子の少年」が「30代の硝子の少年」に成長しながらも

あの頃のまっすぐさや青さをまだ持ち続けているんだなと思ってしまう

楽曲です。

Aメロからサビにジェットコースターのように声が高くなる

つよしさんの歌声も必聴です。

「羽根」という言葉が似合うよなーしかし(笑)

[005]ウタカタ

ライブで可愛かったことが思い出されますぞ…!

階段をかけぬけていくような明るい曲調で

思わず野原で遊びたくなるような可愛らしい楽曲。

永遠のBLOODSを思い出しますよね…って確か同じ方であることを思い出しました。

[006]Morning Glory

ほうこう来たか…!

という珍しい楽曲。

こういうかっこいいを押し出した楽曲はあまり無いので、

どんどん歌っていくべきですよね。

さて井手コウジさんが作ったということもあり、

トイレットペッパーマンを思い出したり、

別の作曲ではありますが、たてながの自由を思い出したり

SMAPが歌いそうな楽曲だな‐と。

同時にSMAPの歌をキンキが歌うとこんなマイルドになるのかなーと楽しめました。

[007]WELCOME

ライブ初日以来おもしろい歌になってしまっているのですが、

ライブ以来とても好きになった楽曲です。

"君が出会う世界は美しいだけじゃない。だけど君が望むならなんでも起こる世界だ。"

という歌詞が大好きです。

とてもキンキらしいというか。

掛け合いとしてもいいですよね。

このアルバム自体

優しさと愛で

できているように思うのですが、限定曲を除けば

この楽曲でしめているのがとても納得できます。

汚れたものが排除されたようなそんな楽曲だと思います。

[008]君らしく生きる君が好きだ

この歌も結構好きなんですがライブでは聞けませんでしたね><

秋元さんが作っていることも有り、

AKBさんの楽曲をキンキが歌うとこんな感じなのかなーとも思ったり。

ハモリやサビの切なさがKinKi Kidsらしさを強調させていて

好きです。

何気なくこれを聞いていることが多いです。